保健指導

手洗い・うがいの仕方や早寝早起きをしようなど、身近な保健目標をあげ毎月1回身体測定の前に、
幼児組を対象に行っています。
年齢ごとに子ども達の反応やとらえ方が違い、看護師も楽しみながら行っています。

【 健康管理について 】
保育園は集団生活の場であり健康な園児をお預かりする事を基本としています。
保育園での健康管理は保育士・看護士・園医が連絡をとりあって行っています。
保育中に急な発熱(37.5℃以上)や下痢・嘔吐等の体調不良の際には
保護者に連絡し、お迎えをお願いしています。


【 感染症について 】
ページ後半にある「感染症の登園基準」をご覧下さい。
感染症の種類によってはLinkIcon治癒証明書ですので、掛かりつけの医師にご依頼下さい。
治癒証明書が必要ない感染症の場合でもLinkIcon登園届け必要な場合があります。
※登園届けは保護者の方の記入、押印となります。


【 保育園での与薬について】
保育園での与薬は行っておりません。
ただし、慢性疾患により治療上投薬しなければならない場合に限り
主治医・園医の指示により看護士が服用させる事ができます。
与薬が必要な場合は医師記入のLinkIcon与薬依頼書の提出をお願いします。



感染症の登園基準

下記に示した伝染病にかかった場合は出席停止となり、医師による治癒証明書を提出した上で登園となります。

病名

症状

潜伏期間

出席停止期間

麻疹(はしか) 

38度以上の高熱と、咳、鼻水、くしゃみなどの風邪症状が出て3~4日経つと一度熱は下がり、頬の内側にコプリック斑(粟粒大の白い斑点)が出て、再び高熱とともに発疹が全身に広がる。

10~12日 

解熱した後、3日を経過するまで

風疹(三日はしか)

赤色の発疹が耳の後ろや首から始まり、全身に広がり、3日で退色。耳の後ろ、後頭部のリンパ腺腫脹

14~21日

全ての発疹が消失するまで

水痘(水ぼうそう)

微熱とともに、首筋やお腹に赤い斑点がでる。斑点から丘疹、そして水疱になり、半日位で全身に広がる。頭皮や口腔内にもできる。

11~20日

全ての発疹がかさぶたになるまで

流行性耳下腺炎
(おたふく風邪)

耳下腺、顎下腺が腫れて痛みを伴う。腫れは、片方だけの場合もある。熱は出ても38度程度。

14~24日

耳下腺の腫れが完全にひくまで

百日咳

最初は咳の出る症状から始まり、徐々に咳がひどくなりヒューヒューと音をたてるようになる。夜間にひどい。

6~15日

特有の咳がとれるまで

咽頭結膜熱
(プール熱)

39度前後の発熱、目の充血、目ヤニ、咽頭痛、リンパ腺の腫れ

5~6日

主要症状がなくなった後2日を経過するまで

伝染性膿痂症
(とびひ)

水疱やジュクジュクした湿疹ができ、かゆみがある。
虫刺されやあせもをかき壊してしまい、広がることが多い。

2~10日

伝染のおそれがなくなるまで

流行性角結膜炎
(はやり目)

目の充血、目ヤニ、まぶたの腫れ、目がゴロゴロして痛んだり、かゆがったりする。

1週間以上

伝染のおそれがなくなるまで

インフルエンザ

悪寒を伴う突然の高熱、頭痛、関節痛、全身倦怠感、咳、鼻水、咽頭痛。

1~2日

解熱した後、3日を経過するまで
※小学校中学校では
 解熱後2日ですが
 保育所は3日です

保健行事

回数

身体測定

毎月1回

全園児健診

年2回

ぎょう虫検査  

年2回

歯科検診

年1回

歯科指導(片山先生)

年10回

虫歯予防集会

年1回

0歳児健診

毎月1回

その他の伝染病

下記に示した伝染病は治癒証明書は必要ありませんが、医師の診察は必ず受け登園、欠席は必ず医師の指示に従って下さい。
※保護者記入のLinkIcon登園届け必要です。

病名(潜伏期間)

症状 

手足口病
(2〜6日)

手のひら、足の裏、手足の指の腹、肘、膝、足の甲、口腔内などに小水疱が出来る。
胸、腹、背にはできません。発熱することもあります。

伝染性紅斑
[りんご病]
[おたふく風邪]
(1,2週間)

両頬に蝶の形のような赤い発疹が出る。上肢や下肢にもレース状の赤い発疹ができる。

溶連菌感染症
(1,2週間)

38〜39度の発熱、咽頭痛の後、首、胸、手首、足首に細かい粟粒状の発疹が出る。扁桃腺、首のリンパ腺腫脹。口の周りには発疹はなく、舌が苺のようになる。

突発性発疹
(10〜14日)

38〜40度の発熱の後、胸、腹、背中にバラ色の小さな発疹が出る。

ロタウィルス性下痢症
(2〜4日)

下痢、腹痛、嘔吐、便は白黄色〜白色で、お米のとぎ汁のような色になる。

ヘルパンギーナ
(2〜7日)

39度前後の発熱、咽頭痛。のどの奥に白い小さな水疱疹ができる。